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占いに関するあれこれ

占い師の名前は「2番目以下」

こんにちは。時々どこかでタロット占いしている茄子紺です。

占い師になるにあたって、まずいっっちばん大事なことはおそらく名前。

練りに練って意味と思い入れたっぷりの名前を占い師名にしないこと!

最高だと思える名前を占い師名にしない方がいいです。

 

個人でやったり、知り合いを占うくらいだったら特別な占い師名でも問題ないですが、どこか占いの館とか電話占い会社に所属するなら、最高の名前から2番目以下が鉄則です。

 

なぜかというと、占い師名は会社の所有になってしまうから。

その占い会社に入る時「ここで使う占い師名を、辞めた後も他で使いません」という誓約書というか契約条件というか…あります。

お客さんを持っていかせないようにするためですね。まあ…仕方ないけど。

 

一生この占い会社で決めたの!もう絶対!

と断言できるなら、思い入れたっぷりの占い師名でもいいと思いますが。

 

終身雇用の崩壊が当たり前の今、さらに労働環境や条件が曖昧な占い業界で「ずっと同じ会社に居続ける」ことができる人は、かなり稀。

そして占い業界は、ずっと働き続けられるほど優良な会社が少ないです。

 

常連のお客さんをつかむのが上手で、かつ、占い会社との距離感をとるのが上手な人はなが〜〜く同じ会社にいられると思います。

しかし占い師になる人は、この「距離感をとる」というのが苦手な人が多い。

占い会社に対して「頑張ります!」と低姿勢かつやる気アピールから入ると、後々苦労します…。

 

名前の所有権って言うと大袈裟だけど、自分でつけた占い師名が会社を辞めると使えなくなる…なんか千と千尋の神隠しの、契約シーンを彷彿とさせるような。

湯屋もまあまあブラックでしたからね!